窓のサッシや洗面台のコーキング面、お風呂の入り口扉の見切り部分等、ホコリが溜まりやすく掃除がしにくい部分や、カビや水垢の汚れが付きやすい場所に、カバー代わりにテープを貼るというライフハックがよくネット上で紹介されています。
最近では100 円ショップなどからもカビ防止マスキングテープやカビ防止テープという商品が販売されていて、掃除をラクにする便利グッズとして一般的になってきています。
しかしこの便利なテープ、実はデメリットも多いことをご存じでしょうか。
まず、使用方法を間違えると逆にカビを増殖させてしまうということです。
カビの増殖を抑える成分が含まれていたとしてもカビを除去するテープではないので、既に発生しているカビが取れる訳ではありません。
しかもその防カビ成分も次第に効力がなくなっていき、テープの内側でカビが増殖するようになってしまいます。
また、一番の問題は剝がれなくなるということです。
貼ったまましばらく放置してしまうとテープが劣化していき、テープ自体が剥がれなくなってしまいます。
これを剥がす作業が掃除よりも大変だという声も多く、テープを頻繁に取り換えるという前提であればとても効果的な方法ではあるのですが、貼ったまま長い間放置するという使用方法はできないためご注意ください。

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