羞明とは強い光に対してまぶしく感じ、光を避けるために目を細めたり、酷い時には涙が出たり眼痛を訴えたりする症状を示す用語です。
ややこしいのですが、医療用語として使われている羞明は少し意味が違い、通常は苦痛を感じない光量に対してまぶしく不快に感じる状態のことを指します。
原因はさまざまであり、現代医学でもどうしてまぶしく感じるのか分かっていないケースも多いようです。
羞明の原因とされる症状は眼の痛みを伴うか伴わないかで大きく分類されており、皆さまもよく知る眼の病気が原因である場合もあります。
痛みのある場合は角膜に傷がある場合(ドライアイや角膜感染症など)や、緑内障などである可能性が高いので、急いで眼科を受診することが望ましいです。
また、痛みを伴わない場合で、羞明の原因が病気ではなく身体的なものであることもあります。
日本人は茶色の瞳が多いですが、薄い茶色であればあるほど人よりも光を強く感じるそうです。
瞳の色は透明な角膜ごしに見える虹彩表面の色素量で決まっていて、色素が豊富な人であるほど濃い茶色になり、色素が少ない人ほど薄い茶色になります。
また、欧米の人だと青や灰色、緑などの瞳を持った人が多くいますが、青系の瞳は最も光を
通しやすく、まぶしさを感じやすいそうです。
欧米でサングラスをかけている人が多くいるのは、瞳の色が薄く、まぶしさを感じやすいということも理由のひとつになっているそうです。
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