これからの季節、キャンプやハイキングなどの野外レジャーを楽しむ方も多いかと思います。
しかし、楽しいお出かけのはずがハチに刺されたことによるアナフィラキシーショックで死亡してしまうといった痛ましい事故も少なくありません。
そこで今回はアナフィラキシーショックについてお話ししたいと思います。
アナフィラキシーとはアレルゲンなどが体内に入ることによって、命に危険が生じ得る過敏な反応が出ることを言います。
その中でも血圧低下や意識レベルの低下、失神を伴うなど、重症の場合をアナフィラキシーショックと呼び、迅速な治療をしないと命を落とすこともあります。
アナフィラキシーを起こす主な原因としては食物摂取、ハチに刺される、医薬品の服用などが挙げられます。
アレルゲンを避けることが最善の予防策なので、予めアレルギー検査などで自身のアレルゲンを知っておくのも有効です。
また、避けようがないアレルゲン(虫刺されなど)に対して反応が起こる人は、 アレルゲン免疫療法を長期にわたって実施すれば有益である可能性があるそうですよ。
アナフィラキシーについて学びたい医療関係者や一般の方向けに、日本アレルギー学会がアナフィラキシーガイドラインを出版しています。
公式サイトから閲覧可能ですので、興味のある方は調べてみてください。
■アナフィラキシー啓発サイト(日本アレルギー学会)
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