世界アルツハイマーデーである2022 年9 月21 日よりNTT コミュニケーションズ株式会社が、「認知症で不安になる本人・家族・企業が少なくなる社会へ」をコンセプトに掲げ、AI により認知機能の状態を測定できるサービス「脳の健康チェックフリーダイヤル」の無償トライアルを開始しました。
「日常生活の中で電話だけで手軽に利用できるため、認知機能の変化に気づくきっかけにして欲しい」と、このサービスを考案したそうです。
「脳の健康チェックフリーダイヤル」は20 秒程度の発話での発話内容(年齢&日付)と声の質を元に、AI が認知機能の変化を測定することができます。
認知症患者は年々増加傾向にあり、2025 年には高齢者の5 人に1 人が発症すると言われています。
しかし、治療やリハビリによって進行を抑止でき、軽度であれば回復できる病気です。
早期発見が何よりも大事になってくるのですが、自分では気付きにくい病気でもあります。また、家族が認知症であることを受け入れられずに「もう年齢が年齢だから物忘れくらい増えて当然」と思い込み、受診が遅れて重症化するケースが本当に多いそうです。
少しでも認知症のリスクを減らすため、こういったサービスがもっと普及すると良いなと思います。
脳の健康チェックフリーダイヤルは2023 年3 月まで(変更される可能性も有ります)の期間限定実施となっています。
■脳の健康チェックフリーダイヤル TEL.0120-468-354
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