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健康情報 『OS-1 の過剰摂取に注意』

更新日:5月1日

 OS-1 は経口補水液という下痢・嘔吐・発熱や運動による発汗などによって、身体から失われてしまった水分やミネラルを効率よく補給することを目的とした機能性飲料です。

そして夏になると脱水症や熱中症の予防になると毎日OS-1 を飲む人が一定数いるようですが、それは間違った飲み方だという注意喚起が定期的にされています。

OS-1 は飲む点滴とも言われているため、身体に良さそうなイメージがありますが、500ml 中に角砂糖2 個程度、塩分は約1.4g 含まれています。

あまり甘くないからといっても糖分はそれなりに含まれていますし、塩分に関してはスポーツドリンクの倍以上含まれています。

これを知らずに水代わりに多量に飲用すると、糖分・塩分の思わぬ過剰摂取に繋がってしまうのです。

特に塩分摂取に制限のある高血圧、糖尿病、心臓疾患、腎臓疾患などがある人は注意が必要になるため、飲む際は医師などに相談してください。

ではどんな場合に飲めば良いかというと、OS-1 のラベルには「軽度から中等度の脱水状態の時にお飲みください」と書いてあります。

脱水症状の重症度は症状により「軽度・中等度・重度」の3 段階に分かれています。

「軽度」とは、めまいや立ちくらみ、筋肉がつる、手足のしびれ等がある状態です。

「中等度」とは、頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感などがある状態で、病院での処置が必要な場合もあります。

上記の症状が出た際に応急処置として飲むのが正しい飲み方です。





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