USB 充電の家電が増えてきたとはいえ、未だに電池は生活の必需品ですよね。
リモコン類や時計など、使う機会は多くあります。
しかし、電池には化学物質が入っており、意外とデリケートです。
保管方法を間違えると液漏れをして大惨事になることもあります。
よくやってしまいがちなのは、新品の電池と一緒に使いかけの電池を保管、または使用することです。
違う種類の電池や、新品と使いかけの電池では電池容量が異なるために、電池容量の少ない方が放電し過ぎてしまい、電池の内部で異常にガスが発生し、液漏れの原因や破裂にいたる場合があるそうです。
電池を交換する時は、全ての電池を新品の同じ種類のものに取り替えてください。
また、同じ場所に保管しても同じく液漏れ等が起きる可能性があるので、使いかけの電池は別に保管するようにしましょう。
ちなみに液漏れして出てくる化学物質は、強いアルカリ性の電解液です。
失明や化学火傷の危険性があるので、絶対に直接触らないようにしてください。
また、発火や破裂の恐れがあるため、使いかけの電池は電極をテープなどで覆って絶縁しましょう。
電極が他の電池に接触しないよう、ケースなどに保管するのも効果的です。
そして、長く使用しない機器に入れたままにしていると、電池の消耗や液漏れの恐れがあるため、長期間使わない場合は、機器から電池を取り出しておくと安全です。
電池は生活に身近なものだからこそ、正しい保管方法を知ることが大切ですね。
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